最近のネット関係の大きな話題と言えば『NURO光』の話題
特に最近では、ネットが身近になり、社会人だけでなく、子供たちもスマホやゲームでオンラインに触れる時代。
そんな中、元々「高速で快適」を掲げて、集客を行ってきたネットワーク回線『NURO光』がその謳い文句と異なり、「あまりにも低速」、「法人回線なのにパケロス(パケット損失率)20%」と悪い話題が絶えませんでした。
流石のソニーも現状を危険視したようでようやく現状の報告が出されました。
内容としては、
9月20日から10月6日までの長期間、異常なトラフィックが発生し、帯域を圧迫している状況が回線内で起きていたようなのです。
そもそもネットワーク回線というのは、使える量が決まっていて、その量を超えてしまうほどの大量のデータを送ろうとすると不具合が発生します。
ソニーの報告では、この期間に通常ではありえない量が使用されており、それの所為で一般回線どころか法人回線にまで影響を与えてしまったとのことでした。
現在は、この異常使用していた特定の事業者は使用を停止しているため、今使用する分には問題なく、今後、同じ事象を確認した回線には通信を停止するよう、通知するとしているとの報告です。
――ですが、プライバシーの問題もあるのでしょうが、ここまで大きな被害をもたらした「特定の事業者」とは誰のことなのか?
――今後、同じ事象を確認した回線には通信を停止するよう、通知するとしていると言いますが、なぜ一発アウトにしないのか?
――そもそも、その「異常なトラフィック」になぜもっと早く気が付かなかったのか?
正直、疑問に思う事は沢山あります。
とはいえ、ソニーの報告から分かることはここまでですので、現在は問題は収束しているとの報告です。
ですが、まだまだ遅いと言っているユーザーもいるようで、
NUROさん。
— enjoy Apple (@hiro54668937) October 12, 2022
ちゃんとしよう?そろそろ、さ。
猫も芸能人もいらないから。 pic.twitter.com/mwREOnQOde
はたして、問題は収束しているのか?
疑問は尽きません。
ソニーの今後の対応ですが、NURO 光の利用状況を把握するための定期アンケートを実施。他に、NURO 光に関するユーザーからの常設アンケートフォームを18日から設置するという事です。
――ユーザーからの常設アンケートフォームがそもそもなかったんですね。
それってどうなの?と思わなくもありませんが、対策がアンケートの実施のみで、技術的な話が一つもありません。
例えば、今後は定期的に回線を監視しますとか、一定以上のトラフィックを確認したら、その事業者に注意喚起しますとか、言えることは沢山あると思うんですがね?
これについても、
Twitter上でも疑問の声が上がっていました。
調査書が出されてなお、話題の尽きないNURO光
はたして、問題が落ち着くのはいったい何時になるのでしょうか?
とは言え、ソニーが正式なアンケートフォームを開設しましたので、今後の問題はTwitterでつぶやく前にアンケートフォームに送れば、少しは良くなるかもしれません。
まとめ
- NURO光の遅延について、ソニーが報告書を発表
- 原因は特定事業者の異常トラフィック
- 今後はユーザーアンケートで対応
- しかし、まだまだ遅い所もある
- 対応がアンケートだけでは、ユーザー任せ過ぎないか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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