King&Princeの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの三名がグループ脱退を発表しました。
King&Princeといえば、嵐の後釜として、今ジャニーズでもかなり力を入れて活動し、ファンも数多く獲得していた人気グループです。
そのメンバーのうち3人が脱退を表明、さらにジャニーズ事務所からの退社までしてしまうというと、とても悲しい事件です。
先日、タッキーこと、滝沢秀明さんが退社してしまったばかりのことで、ジャニーズ周りでは悲しいことが続いてしまっています。
Snow ManとSixTONESが新しいグループとして頑張っている裏で、こういったことが続いてしまうと思わずどうして?と思ってしまいます。
気になってしまって、調べてみると、あのSMAPの活動停止のころからささやかれるジャニー喜多川さんとメリー喜多川さん、藤島ジュリー景子さんの確執や、ジャニーズの派閥問題などの話が出てきました。
ジャニー喜多川さんとメリー喜多川さんの確執
ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川さんとその姉であるメリー喜多川さんとは、社長、副社長としてジャニーズを進めて行きました。
そのジャニーさんプロデュース力とメリーさんの経営力のおかげで、日本最大の男性アイドル事務所にまで成長していきました。
しかし、その華やかな繁栄とは裏腹に、二人の仲は少しずつズレて行ってしまった様なのです。
嵐やTOKIO、V6などの人気アイドルたちが次々と表舞台で活躍し始めてから、彼ら人気アイドルの管理で精一杯になったメリーさんはジャニーさんが次々とプロデュースするジュニアたちの存在を疎ましく思い始めてしまった様なのです。
これにより、自身がプロデュースしたジュニアたちをどんどん表舞台に立たせたいジャニーさんと、嵐やTOKIO、V6などの既存のアイドルを大切にしたいメリーさんの対立構造がどんどん大きくなってしまったのです。
SMAPの元チーフマネジャー飯島三智さんとメリー喜多川さん
SMAP解散当時に、話題に上がったジャニーズ事務所内の派閥問題。
そのニュースの中で、ジャニーズ喜多川さんが当時のSMAPのチーフマネジャー飯島三智さんのことをとても気に入っているという報道がされ、SMAPが解散する前には、『次の社長は絶対、飯島だ』と言い続けていたと、メリー喜多川さんさんが社長になることを拒んでいるような報道までされました。
当時のメリー喜多川さんは派閥問題を否定しながらも、飯島氏に『対立するならSMAPを連れて出て行ってもらう』とコメントし、結果的に、飯島氏は翌年1月にジャニーズから去り、同年末にはSMAPも解散しまいます。
それにより、正式に新社長となったメリー喜多川さんでしたが、2021年8月14日に肺炎のため死去してしまい、娘の藤島ジュリー景子さんがジャニーズの社長を継ぐことになりました。
ジャニー派の滝沢秀明さんとメリー派の藤島ジュリー景子さん
滝沢秀明さんは、ジャニー喜多川さん派閥だと言われています。
というのも、滝沢秀明さんはジャニーさんの元でその仕事ぶりを目の当たりにし、タレントをやめてまで裏方として活動することを決めたからです。
これに対し、当時のジャニーさんも「今般、滝沢秀明がタレントとしての経験と知識を生かし、『ジャニーズJr.たちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい』と言ってくれた時、私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています」と語っていました。
この発言だけであれば、立派な話ですが、この『ジャニーズJr.たちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい』というタッキーの一言と、ジュニアを育成したいジャニー派と現状維持のメリー派の話になると、話しは変わってくる。
どうやら、この時から、ジュニアに対する、メリーさんの対応に思うところの合ったジャニーさん、そしてそれを身近で見ていたタッキーもメリーさんには思うところがあったのでしょう。
ジャニーさんの半ば強権で、ジャニーズ事務所の役員になったタッキーはジャニーさんの意志を継ぎ、ジュニアの育成に力を入れ、2020年には、Snow ManとSixTONESをデビューさせました。
そして、ジャニーズ事務所の副社長の座まで上り詰めますが、ここで、思わぬことが起きてしまいます。
それは、自分がデビューさせたはずのSnow ManとSixTONESが突如自身の管轄から外されたのです。
それは、どうやら現社長のジュリー景子さんの考えによるもので、
ジュリー景子さんからすると、滝沢さんの仕事は“Jr.の発掘・育成”であり、すでにデビューを果たし、大活躍しているSnow ManとSixTONESのマネジメントを担う必要はないという事のようです。
ジャニーさんとメリーさんの対立は、二人だけの問題で終わらず、滝沢さんとジュリー景子さんの対立として、形を変えていきました。
そして、滝沢さんが2022年10月31日に退社してしまいます。
おそらく、今までの対立構造や、勝手な”移籍”に嫌気がさしたのでしょう。
これにより、ジャニーズ事務所はジュリー景子さんの天下となりました。
ジャニーズアイランドの社長だった滝沢さんの後釜も、ジュリー景子派と言われていた元V6の井ノ原快彦さんが継いでいます。
世界での活動を考えた滝沢秀明さんとKing&Princeの脱退
滝沢秀明さんはジャニーズ在席時にTravis Japanという新しいアイドルユニットを今までの日本だけのアイドルではなく、世界的に展開するアイドルとしてデビューさせます。
滝沢さん自身「今までのグループとは違う」といった趣旨のコメントをする新しい試みとして話題になりました。
これは、元々、ジャニー喜多川さんの夢の一つだった全米デビュー。
だからこそ、ジャニーさんの意志を継いだ滝沢さんにとっても夢だったに違いありません。
だというのに、デビューしてすぐに滝沢さんは退社してしまうのです。
そして、今回のKing&Princeの三人の退社の理由、
平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの三人とも、同じ理由で退社を決意しました。
それは何か?
海外進出です。
三人とも、海外進出が活動方針の転換により出来なくなってしまったためであると言っています。
おそらくですが、藤島ジュリー景子さんは海外進出にあまり乗り気ではないのでは?
私は、そう思いました。
藤島ジュリー景子さんの方針が滝沢さんと同じであれば、海外進出に好意的であったはずです、
しかし、現実は、海外進出しようとしている人たちばかりが退社しています。
元々、King&Princeはジュリー景子さん派と言われていました。
しかし、現実はKing&Princeの三人は滝沢さんがいたからこそ、ジャニーズに在籍していたのではないでしょうか?
そして、滝沢さんが居なくなり、海外進出に好意的ではない雰囲気が社内に広がり、彼らの居場所がなくなったのかもしれません。
まとめ
- King&Princeの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの三名がグループ脱退
- King&Princeの三人の退社の理由は海外進出できないため
- Travis Japanをプロデュースして海外進出の夢を見せたはずの滝沢秀明さんの退社が影響しているのではないか?
- 滝沢秀明さんと藤島ジュリー景子さんの対立も関係あるかもしれない
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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